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3月28日月曜日の朝の事でした。

私が事務所に到着すると、何やら慌ただしく人が動いております。

先週の金曜日とは何やら状況が大きく変わっている様子・・・

 

一人目にバタバタしていたのは、支援員の田邊。

駅から徒歩で30分かけて出勤してきて、事務所のカギを開けた後、

必要な物を持ってすぐに事務所を出発して行ったと・・・。

 

二人目は、支援員の小林。

事務所内を行ったり来たり。髪の毛を逆立てて忙しない動き。

そして、ダンボール箱を2・3箱置いて、何やら詰めています。

 

三人目は、支援員の江藤

机に向かってPCをいじったり、

車にダンボールを載せたりしています。

 

みなさーーーーん!何が起こっているのですかーーーー!?

阿部にも教えてくださーーーーい!

 

事務所内で、普段どおりの朝の準備を行っていた私を、

やっと小林・江藤が呼び止めてくれました。

 

小林:「聞いて!土日で状況が、大きく変わったの!   

    『南魚沼市災害ボランティアネットワーク』が立ち上がって、

    田邊さんは被災者受け入れの受付で市役所行ったから。
    私と江藤さんは今から、
絶対安静の妊婦さんを迎えに
福島県の郡山市に行ってくる!
    あと、このファイル見ておいて!事務所よろしく!」

 

阿部:「え・・・!? はい・・・(_;)

 

そして、二人ともダッシュで出発して行きました。

 

社内は、先ほどの嵐が嘘のように
静かになりました・・・ (_)ポカーン

 

 

私が事務所であっけに取られていたその頃、

支援員の江藤と小林は、

福島県郡山市の避難所に向けて、高速道路を走って行っておりました。

 

途中立ち寄った黒崎SAでは、心配していた給油に関しては問題なく、

帰りにも即給油する事ができ、そのまま順調に進んでいきます。

 

ただ、高速を降りた道で見かけた給油所はほとんど休業していたそうです。

 

片道4時間半かけて、やっと到着した避難所。

場所は、『福島県農業総合センター』です。

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とてもきれいな施設で、中には小さい売店もあり、

菓子パンや飲み物・雑貨なども置いてあります。
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衣類などの物資は、一ヵ所に集めて大量に置いておりました。
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ここでは、衣類は各自が自由に持っていける状態でしたので、

衣類の物資は足りているようです。

 

避難所の中は、報道されている状況と変わらず、

みなさんは、大きな体育館のような場所で寝泊まりされています。

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施設内には、小さな子供さん達が遊ぶ場所が設置されていたり、
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図書館などがあります。
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お水は、水道水の飲用が禁止されており、

ペットボトルの水が用意されていました。

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生活の為の必要なものは、共同で使用されています。

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到着してまずは、救援物資を施設の職員の方へ渡しました。

若干の物資にもかかわらず、大変うれしそうに受けとってくださいました。

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それから、南魚沼市での受入れ開始をお知らせすると、

 「何人受け入れできますか?」

 「あと何人受け入れていただけますか?」

とても必死の様子で質問してくださいます。

受け入れ先が、本当に必要な様子です。

 

その話をしている時、現地の方からこんな声を聞きました。

「もっと避難所の詳しい場所や、その地域の情報がほしい」

「避難先は、発電所からは何km離れた場所なのか?」

「行った先は、どんな環境なの?」

「避難所は、どんな施設ですか?」

子供さんがいらっしゃる家庭の方は、

とにかく遠くに行きたい!100km離れたい!とのご意見も。

 

みなさん、節実に困っていらっしゃる様子。

でも、知らない土地にいきなり行くなんて、とても不安だと思います。

しかも、知り合いが一人もいない場所なら、尚更です。

 

だから、これからはもっと細かい配慮が必要!

ここは、小林と私が入っている女子プロのHPで先日掲載した、

『おもてなしの心を持って受け入れる姿勢』が大切ですね!

 

さて、今回お迎えにいった被災者の方々の中には、
妊婦さんの姿がありました。

お迎えに行った妊婦さん、妊娠5か月の切迫流産気味です。

現地では、最低限の物資はあるものの、暖かい食事がなかなか取れず、

また他の避難所の情報などが一切なく、

ただ、ただ、じっと過ごしていたとのこと。

見た目、まだお腹ははっきりと目立ってきていないので、

避難所の炊き出しで女性全員が手伝いをしている中、

一人寝ていなければならなくて、

事情を知らない方から冷たい目線をされたり、

日中は暖房がOFFにされている為、

冷えに悩まされたりという苦労もあったり。

本来であれば入院していてもおかしくない状況だったというのに、

避難所で生活するみんなの事を思い、必死に耐えていたんだとか・・・

 

普通に生活するのも大変な妊婦の方が、

切迫流産という大変な状況をかかえ、

過酷な避難所で生活されていたなんて、本当に大変だったと思います。

 

早く、安全に暮らせる場所に届けてあげなければ!!!

 

帰りに見かけた給油所は、給油待ちの行列です。

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それからまた、

4時間半かけて南魚沼市へ戻ってきたのが、夕暮れ時だったそうです。

お疲れ様でした!

 

丸一日かけた移動で、江藤も小林も疲労困憊・・・のはずなのに、

翌日も、朝から元気よく挨拶し、笑顔を見せてくれた二人を見て、

ああ・・・被災者を受け入れる側が元気でいなきゃ!と

反省させられた、阿部なのでした。

 

 

只今、私達の参加している
『南魚沼市災害ボランティアネットワーク』では、

4月2日(土)までの期間、

南魚沼市内に避難されている小学生のみなさまの為に

下記の物資の協力をお願いしています。

 

【募集支援品】

1、文房具(未使用)

2、ランドセル(美品)

3、小学生サイズのスウェット・ジャージ(美品)

 

【集積場所】

南魚沼市社会福祉協議会(しらゆり荘) 会議室

(南魚沼市小栗山303番地1)

 

【集積期間】

201142  土曜日 1700まで

 

下記へご連絡いただければ、いただきに伺わせていただきます。

※集荷は、南魚沼市内

TEL025-781-6025(山の暮らし再生機構 担当:阿部)

受付時間:平日8:3017:15 (土日祝はお休み)

 

みなさんの温かいご支援・ご協力を、お待ちしております。

詳しくは、コチラをご覧ください。

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