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雪がドカッと降りました。

今年はホワイトクリスマスですね・・・。

さて巷では「妖怪〇〇ッ〇が大人気!」

サンタさんも妖怪集めに大忙しではないでしょうか(笑)

冬に登場する妖怪と言えば、まっさきに雪女を

思い浮かべる人も多いでしょう。

ひっそりとした山あいの集落などで、

吹雪の日に男のもとに美女が現れるというパターンが主です。

しかし雪だけでなく、屋根からぶらさがる氷柱(つらら)

の美しさを、女性の姿に見立てた物語も多く存在するそうです。

魚沼では、氷柱(つらら)のことを「かなっこり」

もしくは「かんなっくり」などと表現します。

冷え込みの強い晩に入り口の戸を叩くものがいるので

見に行くと外に女が立っている。

家の中に招き入れ、家の者がお茶やお風呂を勧めても

不思議なことに断固として拒否される。

無理をして勧め、お風呂に入れさせて湯加減を尋ねると

風呂には女の姿はなく、一片の氷だけが残っている。

という話が一般的。

 

そんな雪国の伝説や風習や生活を

江戸時代に著したのが塩沢出身の「鈴木牧之」

塩沢にある「鈴木牧之記念館」は

鈴木牧之の偉功を紹介する資料館です。

前回のブログで長谷川支援員が塩沢歌舞伎を紹介しましたが

この地域の歌舞伎の事は北越雪譜にも書かれているのですから

江戸時代からの歴史がある地歌舞伎なのです。

http://minamiuonuma.life/?p=5846

 

江戸時代後期に雪国の暮らしや文化・説話などをまとめ出版した

「北越雪譜」は当時ベストセラーとなりました。

「鈴木牧之記念館」は「北越雪譜」の世界を感じることのできる施設で

別名「雪の文化館」とも言われており

館内には雪国の暮らしや文化を知ることのできる展示がたくさんあります。

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いまでも冬季には2メートル前後の雪に覆われる南魚沼地域ですが、

現在は消雪パイプや除雪車などの設備・道具があり

冬でも夏と変わらず暮らすことができます。

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(この写真は12月7日。昨日の初雪です)

しかしこのような設備が無かった時代には

雪の処理はとっても大変なことで、人力で屋根から雪を降ろし、

二階の窓から出入りをするなんてこともありました。

北越雪譜に書かれた江戸時代の雪国の生活を

今、またふり返ってみて

大雪を知らない子ども達に、雪国の昔の生活を教えてあげるのも

いいかもしれませんね。

江戸時代、雪を知らない江戸の庶民がびっくりして

興味を持ったように…きっと驚くと思います。

「鈴木牧之記念館」が今年で開館25周年を迎えました。

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それを記念した特別展

「雪国の生活」が12月28日まで開催されます。

この機会にぜひ、お出かけください。

 

新潟県南魚沼市塩沢1112-2

TEL:025-782-9860

開館:9:00~16:30(火曜日定休)

 

記:小林昌子

 

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