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今年は小雪?
それでも豪雪地帯に住んでいる人々は厄介と感じます。
春になればとけてなくなる雪だというのに
屋根に雪が積もれば、大切な家を押しつぶされないよう雪を堀り
どこかへ出かけるにも、自家用車に積もった雪を下して掘り
目的地に安全にたどり着くために、昼夜問わず道路の雪を堀り。
日常の生活の中で除雪のために使う労力は大変なもの。

そんな厄介者の雪でも、
雪を天の恵みとして感謝して受け入れ、活用したい。
そう強く思う人々の知恵を結集した施設
「雪室」が南魚沼市内にはいくつかありますので
一か所ずつご紹介したいと思います。

まずは「うおぬま倉友農園」さん。
南魚沼市の旧塩沢町上田地区にあります。
上田地区は巻機山や金城山がそびえ立ち 清流登川が流れる中山間地域です。
良質の豊かな湧水に恵まれているこの地域は美味しいおコメと酒蔵があります。
うおぬま倉友農園ではそれらこの土地から生まれた天の恵みを
雪室で貯蔵しています。

魚沼地域ではおなじみのかまぼこ型倉庫。
一見すると普通にシャッターがあり農機具の収納庫のような外観。
中に入ってみたら、実によく考えられた構造にビックリ。


雪を保存する部屋と、商品を置く部屋はきちんと仕切られ
雪室特有の欠点でもある、高い湿度のために起こる
結露、カビの問題もクリアできるよう入口の扉は2重に。
外気との接触を防ぐために厚い2重構造の壁、などなど…
ありとあらゆる知恵と工夫がなされた雪室の中は快適そのもの。

結露した水で大切なコメが濡れてしまえば台無しですものね。
現代ならではの雪の活用法なのだと深く感動しました。

このお酒

ご近所の高千代酒造で造られた特別純米酒「倉友」
(倉友農園様プライベートブランド)
雪室でゆっくりと低温熟成されたお酒は、まろやかになり旨味が増すそうです。
雪室米と一緒にご賞味いただければと思います。

そこで私が本当にびっくりした、スゴ~イお米のことをご紹介します。

うおぬま倉友農園の社長様は錦鯉が大好き。
自宅の池には、泳ぐ宝石とも言われる錦鯉が悠々と泳いでいます。
その大好きな錦鯉の稚魚を2,000匹も買って、どうしたかというと
湧き水だけの田んぼへ放流しました。\(◎o◎)/!

そう・・・究極の米を作るために。
錦鯉の稚魚は綺麗な水にしか育たないんだそうです。

少しでも除草剤や農業用水が入り込めば全部が死滅するでしょう。
新たなチャレンジでした。

錦鯉と共に育った苗は生き生きと伸び、やがて稲に成長。
雑草も成長(-_-;)・・無農薬ですから。

この雑草を毎日取り除かなくては稲が痩せてしまいます。
夏は雑草との戦いだったそうです。。
草刈りじゃなくて根こそぎひっこ抜く(取る)んです。

ようやく育ったコメは秋になって刈り取られ、さらに、はざ掛けし自然天日乾燥。


ご注文いただいてからこの桐箱に入れられ届けられます。

スタッフが食してみたところ、涙が出るほどの美味しさだったそうで
仕事柄、いろいろな手法を試してみたし、研究してきたけれど
今まで最高と思っているコメも、これを食べてしまったら
最高級品でさえも影が薄れてしまうほど・・・と言います。

その名も「笑縁」しようえん・・・
良き縁で笑顔が増えるようにと名付けたそうです。

一俵(60キロ)180,000万円のお米。1キロ3,000円の計算です。
高価だけれどこれがまた売れている!!!

最も大切な方へ贈りたい。最も大切な方と共に食べたい。
という思いで購入される方が多く特別な贈り物として喜ばれています。

あなたの大切な人はどなたでしょう?

この地にはたくさん雪が降ります。
豊富な雪解け水はここにも恩恵を授けてくれていました。

記:小林昌子

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