LINEで送る
Pocket

小正月に行われる火祭りの行事「賽の神」

地方によって呼び方が違いますが日本全国で広く見られる習俗です。

ここ雪国 南魚沼の伝統行事「賽の神」は

小正月近くの日曜日に各地域ごとに真っ白な雪原で行われます。

今年は12日でした。



かんじきを履いて踏み固められた雪のステージに長い竹を数本組んで立て

そこに秋に刈り取っておいた稲藁を巻きます。





円錐の形が整ったところにその年に飾った門松やしめ縄、書き初めを

可愛らしくデコレーションして完成。


近年は昼間行われる地域が多いですが

私の住む山間地の集落では、昼間準備をし、夜、点火をします。

朝9時に親子で集まり手分けをして一軒一軒の家を子供たちが訪問し

「しめ縄を頂きに来ました~!」と元気よく挨拶しながら回収。

しめ縄飾りに針金や燃えないものが付いていたら

丁寧に分解して金属類等はきちんと外します。

夜になって、雪が降ってきました。風情があります。


みるみる燃え上がる炎。

その火で焼いた餅やスルメを食べると風邪を引かない。

書き初めを焼いた時に炎が高く上がると字が上達すると言われています。


民俗学的には、門松やしめ縄飾りで出迎えた歳神様を

焼くことによって炎と共に見送る意味があると言われています。

炙ったスルメを肴にお神酒を頂き

『今年も元気に一年過ごせますように。』と祈りました。

日本の古き伝統行事。

子ども達が大人になってからもちゃんと継承してもらいたい

中山間地域の大事な行事です。

LINEで送る
Pocket