みなさんこんにちは、小林 卓史です。
市内は塩沢、浦佐、六日町と、夏の一大イベントの
お祭りが終わりました🏮
そして、いよいよ新潟も梅雨明けが近づき、
猛暑の夏がやってきますね🏊
「市内の“わかりづらいネーミング”調査」シリーズも
いよいよ第6弾👊
このあたりで締めて、最後にまとめてみたいと思います。
市内で6つ見つけた“支援センター”と付く団体や施設。
おらしょで調査した結果…🔎
「 場所や役割、どういった方が担当しているのか、
わからない人が多いという事実 😭」
前回は「南魚沼市地域包括支援センター」を紹介させていただきました。
残るは“支援センター”は…
⑥ 子ども・若者育成支援センター
ネーミングからして、“支援”の対象者はなんとなくわかりますね。
通称「子若センター」と呼ばれています😄
私は市報でよく「子ども・若者育成支援センター」という名前を
目にしていました👀
義務教育期の不登校・問題行動などを抱える子どもや、
義務教育終了後(〜39歳)のニート・ひきこもりなどの
若者に対して相談支援をしているところです。
場所は二日町グラウンドや体育館が隣接した
「南魚沼市勤労青少年ホーム(ヤングプラザ南魚沼)」
と呼ばれる施設内に併設され、市が直営で施設管理をしています。
(グラウンド、体育館は「公益財団法人 南魚沼市文化スポーツ振興公社」が指定管理)
“ニート”、“ひきこもり”って?
近年、社会問題にもなっている“ニート”や“ひきこもり”
という言葉は当たり前のように使われています。
改めて、どういった状況の方を指す言葉なのでしょうか❓
◯ ニート
15歳から34歳までの、家事・通学・就業をせず、職業訓練も受けていない者。
ニート - Wikipedia◯ ひきこもり
「仕事や学校に行かず、かつ家族以外の人との交流をほとんどせずに、6か月以上続けて自宅にひきこもっている状態」
時々は買い物などで外出することもあるという場合も「ひきこもり」に含める。
では、どうして増えているのでしょうか❓
◯ 親が生活の保護をしている
◯ 他人への関心が薄いため
◯ 家にいても楽しめるから
◯ 勉強ができずに劣等感を抱えていた
◯ イジメで心に深い傷を負っている
◯ 社会に出ようとして初めて挫折をした
◯ 理想主義者で世間と折り合いがつかない
などの例が挙げられるそうです。
ですので、この「子若センター」に来られる方は、
ご本人だけではなく、ご家族の方がまず相談に来るケースもある
そうです。
では、どんな方が相談に乗ってくれるのでしょうか❓
施設は3F建ての建物になっています。
◯1F
・事務室(若者担当/義務教育終了〜39歳)
・相談室1〜3
◯2F
・センターひろば、支援教室 R1(きらきら)、支援教室 R2(のびのび)
・音楽室
・軽体育室
◯3F
・事務室(教育支援担当/小中義務教育)
・講習室(和室)
・相談室(わの部屋)
1階と3階にそれぞれ事務室・相談室があります。
事務室にはそれぞれ元々、教育に関わっていた学校の先生や、
カウンセラーなどの資格を持った相談員、事務職員が
現在19名いらっしゃいます。
みなさんにご挨拶をさせていただいたのですが、
優しい方ばかりな印象をもちました。
どんな“支援”を行うのか❓
先程も紹介しましたが、事務室が2つあり、担当が分かれています。
■ 教育支援担当(小中義務教育)
「学校・家庭・子若センター」で連携しながら、
教育相談(カウンセリング)を中心に支援しています。
「みんなと仲よくなりたい」
「自分の思いを伝えたい」
「こんな自分になりたい」
など、成長過程で出会う様々な問題解決に向けて、
チームによる相談支援を行なっています。
■ 若者担当(義務教育終了〜39歳)
「高校不登校・中途退学、ニート、ひきこもり」
「高校生活がうまくいかない…」
「子どもへの接し方がわからない…」
「ひきこもっていたが、外に出てみたい」
「家族以外の人と話がしたい」
など、進路に悩む若者が、将来に向けて
一歩を踏み出せるように、他機関と連携し、
総合的な支援を行なっています。
「安心して過ごせる“居場所”の提供」
“居場所”を作ることが大切と言われていました。
相談者の希望に応じて、いろんな活動を行うことができます。
例えば…
☆ 読書📖
☆ 音楽鑑賞🎶
☆ ものづくり✄
☆ パソコン練習💻
☆ お楽しみ会 🎉
☆ 女子会 💕
おらしょの主任がこんなことを言っていました。
「学校・家庭・地域」の連携
おらしょでは今年、子若センターのご依頼で、
職場体験の受け入れをさせていただきました。
今回、いろいろ教えていただきました阿部センター長と羽吹さん。
「学校・家庭・地域」の連携がこれからますます大事だと
おっしゃっていました。
南魚沼市では現在、こんな地域連携があります。
(※平成29年度より「しおざわ本部」が塩沢小学校を拠点に開始されました。)
学校に任せきりではなく、
子どもたちを「地域で育てる」ことが大事。
これから市内の連携を強化するために、
情報発信や、地域人材の育成が不可欠だとおっしゃっていました。
そして先日、おらしょの事務所に来られた方からこんなお話しをお聞きました。
「最近の子どもは遊ぶことも教えなきゃいけないんだよ😅
“遊び尽くす教育”も必要❗」
えっ❗❓そんなことも…
って、なりました、私💦
そんなのただでさえ負担の大きい学校の先生に
任せちゃいけないですよね。
でも、こうした“支援センター”が中心となって、
地域全体で“支援”していくことがとても大事だと
言うことを改めて感じました。
阿部センター長と羽吹さん、とても勉強になりました📖
ありがとうございました。
これで市内に6つある“支援センター”の調査は終了です。
ただ今回、各支援センターにお話しを伺って、感じたことは、
“どの支援センターにも知らなきゃもったいない支援がたくさんあった”
という点です。
次回、シリーズ最終回で各支援センターで調査した内容を
まとめてみたいと思います。
《▶ シリーズまとめに続く…📖》
記:小林 卓史
☎ 面談相談はまず電話でご予約ください
南魚沼市子ども・若者育成支援センター
■ 住所
〒949-6772 新潟県南魚沼市二日町428番地1
■ お問い合わせ
◯南魚沼市教育委員会 子ども・若者育成支援センター 育成支援係
TEL/025-773-6611
FAX/025-773-6632
●教育相談専用電話
TEL/025-773-3177、025−773−3187
※相談受付:月曜日〜金曜日 9:30〜16:30
(祝日、振替休日、12/29〜1/3を除く)
●若者相談専用電話
TEL/025-773-6616
※相談受付:月曜日〜金曜日 9:30〜16:30
(祝日、振替休日、12/29〜1/3を除く)
■ ホームページ
http://www.city.minamiuonuma.niigata.jp/soshiki/kyouikuiinkai/ikuseishiensentar/
南魚沼市にある“わかりづらいネーミング”調査シリーズ