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だんだんどうも、上村絵美子です。

人から人へ…『U’s+Futures』の船沢京介様よりご紹介をいただき、

魚沼漁業協同組合塩沢支部石打分会の狩野真二会長にお話をお聞きしてきました。

DSC_1073

 

魚沼漁協では、市内の各小学校で稚魚の放流や水生生物の観察などの体験活動を行っています。

カジカ&ヤマメ放流 in魚野川,登川

“川でよく遊ぶ?” “あんまり遊ばな~い”

 

石打分会でも、以前、上関小学校と石打小学校に

「体験活動をしませんか?」と、かけあったことがあるそうです。

ですが、保護者に漁協の組合員がいたり、釣り好きな先生がいたりというような

学校とのつながりが無い場合は、なかなか学校側の受入が難しく、

また、漁協から直接の声掛けもしづらいとの事でした。

「間を取り持ってくれる人がいれば、また違うんだろうけど・・・」

やはり、地域の人と学校をつなぐ存在や仕組みが必要とされていました。

 

地域の人の川離れ

 

狩野会長は

「なんでこんなに良い川があるのに、近くの人が来ないのか?」

と、嘆いていました。

近年、魚野川で遊ぶ子どもは少なく、

釣り人も県外からのお客様が多く、地元の人は少ないのだそうです。

石打地区の魚野川は、ダイワ鮎マスターズの会場にもなっていました。

(写真はこちらのブログより→【ダイワ鮎マスターズ】)

IMG_7956

 

道の駅南魚沼と石打小学校の間は、徒歩でも約10分の道のりです。

石打小

 

石打小学校区出身の狩野会長が子どもの頃は、川がプール代わり。

学校の授業や近所の子どもたちと、いつも川で遊んでいたそうです。

子どもの頃から川に親しんでいたこともあり、大人になってからは漁協に入り、

現在も時間を見つけては釣りを楽しんでいるそうです。

 

魚野川は南魚沼市を縦断する大きな川です。

子どもたちだけで川で遊ぶのは危険だから、

というのも、もちろん安全のため・・・わかりますが、

子どもたちが地域の自然に親しむ機会を

大人が奪ってしまっているということでもあります。

危ないからダメ!と、ただ禁止するばかりでなく、

ここだったら遊んでもいいよ、という場所があっても良いのかもしれません。

上田地区の登川では、魚の止まり場をつくり、そこで人も遊べるように

整備が行われました。

人と魚の楽園を目指して

 

塩沢小学校の体験活動の際に、当時の岡村秀康校長は

授業を通じて地域の環境を考えるきっかけになってくれたら、

ということをおっしゃっていました。

”川でよく遊ぶ?” ”あんまり遊ばな~い”

塩沢小

 

 

また、昔とは生活や働き方が変わったこともあり、

家庭が子どもにできることも変わってきました。

昨年12月の合同研修会では、当時の北辰小学校の齋木道雄校長が

子どもは家庭だけでなく、学校、そして地域全体で支えていかなければならない、

ということをおっしゃっていました。

冬をも忘れるアツーーーーーーイ研修【後編】

DSC_2167

 

地域の子どもは地域全体で育てる

 

実際に川や山に行かなくても、

学校で地域の川や山についての学習を行うことは可能です。

自分達が住んでいる地域には、どういう川や山があって、

そこにはどんな生き物や植物があるのか、どんな歴史があるのか。

それを教えられるのは、そこに暮らす地域の人々です。

もちろん、直接見て、触れて、五感で学べることが一番ですが、

飯士山のように、それが難しい場合もあります。

飯士山の主、佐藤庚治さんも、

地域のことを子どもたちに知ってほしいと言っていました。

飯士山の主!? 前編後編

 

石打地区でも、上田地区などと同じように

各学校に地域の学習ボランティアの方々がいますが、

学校からの働きかけだけでは情報の届く範囲、集まる範囲が狭くなってしまいます。

仕掛人 村山稔校長先生&阿部校鳥先生

子どもたちにとっての“地域”って、どこ?

石打小学校と「歌舞伎」の繋がり その3

地域の人同士の“横のつながり”で、情報や人が集まる“ネットワーク”づくりができたら…。

そんなことを考えています。

 

地域には、子どもたちのことを想っている地域の人たちがいます。

この想いを届けるため、次に訪ねる場所は…?

 

つづく

 

記:上村 絵美子

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