皆さん、こんにちは。阿部悠平です。

 

 

スイカの差し入れを頂いたので、

お昼は弁当よりスイカ!

毎日ノルマを決めながら頂いています。

 

お昼にスイカを食べていると

突然、おらしょの主任が

主任:「この前、でーっこい蛇がいてそー ゆーへーヘビ触れるか」

ワタシ:「いや、触ろうと思わないです」

主任:「なんだー!?かなぎっちょは触れるっぺ?」

ワタシ:「かなぎっちょ!?なんすかかなぎっちょって(-.-)」

 

いくら方言といえど、トカゲのことをかなぎっちょと言うとは・・・

「平成生まれなんで!」

と、つい知らなかったことを言い訳してしまいました(*^_^*)

 

川と生きる

 

どさん子塩沢店の裏にある地域名なんですが、天野沢ってご存知でしょうか?

9月8日、天野沢を流れる『城之入川』(じょうのいりかわ)で

塩沢小学校4年生が魚の放流体験を行うということで、お邪魔してきました。

 

 

この放流体験は、昨年から塩沢小学校4年生が

『川と生きる』というテーマのもと取り組んでいる

活動の一つです。

 

魚沼漁業協同組合塩沢支部と魚野川を守る会の協力のもと

岩魚の稚魚2700尾を放流しました。

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放流に先立ってこんなお話がありました。

城之入川の水温は約15℃、塩沢小学校の裏を流れる川の水温は25℃

10℃の差はどこにあるのでしょうか。

答えはいたってシンプル

生活排水が流入しているか否か

 

生活排水の流入のない城之入川。

城之入川でも今回放流した高架下のポイントは、

伏流水が流れる川と上流からの2つの支流が合流する場所で

川を半分にして水温が2~3℃違うんです。

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生活排水が流入してないのになぜ水温が異なるかというと

伏流水の流れる水路をたどって行くと

大量の水が流れ込む場所がありました。

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ここに流れ込む水は、

魚野川から天野沢揚水機場へ土管を通した際に

付近から湧き出た伏流水が土管の脇を流れてきたもの。

年間を通して水温・水量が一定。

冬は温かく夏は冷たく感じます。

 

城之入川について説明があったあと

児童たちは、一人一人バケツに岩魚の稚魚を入れてもらい

川に向かいます。

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バケツを受け取ると児童たちはおおはしゃぎ。

「先生まだ~!?」「もう放流するよ~!」

とあちこちから放流を待ちきれない児童の声が(^^)

先生のGOサインと共にお待ちかねの放流です。

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塩沢小学校校長の岡村先生は

「魚を放流することでこの近くを通ったときに”放流した魚どうかな?”とか

”この川にはこんな生物がいて”とか”水を綺麗に保とう”と思うキッカケに

なってくれればと思います。」

と児童たちに対する想いを教えていただきました。

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稚魚の放流を終えて終了と思いきや

放流を終えた児童はグループに分かれて

城之入川に生息する生物について観察しました。

各グループにルーペ、ピンセット、水中生物が載っている下敷き、網

以上のセットが配られ川にどんな生物がいるのか観察します。

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さっそくサワガニを発見した男の子

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さっき放流した岩魚の稚魚を偶然捕まえた児童もいました(^_^)

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下敷きに載っている生物を見つけて比較して

よーく観察しています。

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城之入川にはたくさんの生物が生息していることが

よく分かります。

生態系が豊なのも南魚沼を流れる川の魅力です。

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ある男子児童に「川でよく遊ぶ?」と聞いてみたら

「あんまり遊ばない」と答えが返ってきました。

魚沼漁業共同組合塩沢支部長 志賀さんが

「こうして先生や大人が見守る中、子ども達が思いっきり川で遊べる事は

いいことだ!

と仰るように

川や生物について学ぶ・遊ぶ機会が減った今、

子どもたちに少しでも川に対する関心を持ってもらいたいという

想いから魚沼漁業協同組合は活動しています。

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児童に感想を聞いてみると

「魚を放流して楽しかった」「大きい魚がいた!」「いい思い出になった」

という声を多く聞きました。

児童にとって稚魚の放流や生物の観察は、

水を大切にしなければ

放流した魚も生物も川に棲むことができなくなる

という川や生物に対して関心を持つ

いいキッカケになったと思います。

 

南魚沼市内でいえば、

魚沼漁業組合の活動として

登川に4カ所

魚のたまり場と安全に遊泳できる場所を目的として

河川の整備を行っています。

人と魚の楽園を目指して

 

塩沢小学校だけに限らず、

登川でも上田地区の小学生を対象に

岩魚やカジカの稚魚の放流を行っています。

カジカ&イワナ放流 in魚野川&登川

 

こうした地道な活動もあり、

数十年ぶりに魚野川で

鮎の全国大会への切符をかけた

地区大会

ダイワ鮎マスターズも開催され

近県から多くの釣り人が集まりました。

【ダイワ鮎マスターズ】

 

忘れていけないのが魚野川産の『鮎』

鮎のエサである『藻』が

魚野川は豊富であり上質です。

上質な藻を食べて育った

魚野川産の鮎は他の川の鮎に比べ高級です。

喧嘩魚

 

このように南魚沼には

いつまでも魅力溢れる川を目指して

尽力する魚沼漁業協同組合組合員の方の

存在があります。

児童たちが自分たちが住む街を

流れる川について学びました。

私たちももう一度川や水について関心を

持ち直すキッカケにしてみてはいかがでしょうか。

 

ー追伸ー

レポート内で『伏流水』という

言葉がでてきましたが、

南魚沼市内は湧き水も豊富に湧き出ています。

南魚沼市内の湧き水についてもレポートしています。

こちらも是非、ご覧ください。

南魚沼の湧き水

 

記:阿部悠平