皆さんこんにちは!
赤塚悠輔です!
先日、塩沢地区まちづくり協議会の寺口事務長より
「7月15日(金)にある住吉神社例大祭の記録写真を
撮ってもらえないだろうか?」
と依頼がありました(^^)
その日は毎月2回の市報配布の日でもあり、
寺口事務長が大祭に参加できないということでの依頼でした。
この地域に住んでいるのに、
初めて住吉神社例大祭を見る赤塚悠輔…。
主任からの「勉強と取材と写真撮ってこ―い!!」
の指示のもと、住吉神社へと向かいました(^_^)
あっ、向かう前に主任の過去ブログで勉強!
コチラのブログで住吉神社例大祭について詳しく書かれております▼
http://minamiuonuma.life/blog/shiozawa_area/shiozawa/4834/
当日の朝方は雨模様だったにもかかわらず、
御神輿が町の中を進む頃には、
神様をお迎えするような
晴天となりました(^^)
いやいや、晴天を通り越して猛暑…。
朝から夕方まで取材に行っていた赤塚は
こんな様子で帰ってきました▼
そして今、鼻の皮がボロボロ剥ける中
ブログを書いております(^_^;)
7月15日(金)の朝8時過ぎに住吉神社につくと、
そこではすでに「与丁」と呼ばれる
御神輿を担ぐ方々が準備していました。
与丁はその年の数えて42歳の厄年の男性30名、
前厄の15名、後厄の5名の計50名です。
神様を乗せる御神輿も用意されています。
時刻は8時30分、神輿に御神体を移す神事を執り行うため、
神主さま、神事係、井口南魚沼市長、巫女、与丁の役員が
神社の中へ入っていきます。
祈祷や祝詞、玉串奉奠などが行われていきます。
神事の間、与丁は参道で整列をしていました。
厳粛な空気が漂っております。
いよいよ御神輿に御神体をのせる時がやってきました。
今年から桐の箱が用意されたとの事で、
その中に御神体を入れて運んでいきます。
御神体は、神聖なものであるため「神官」以外は誰も見ることができません。
参道にいる与丁は、
道をあけ、膝をついています。
中で何が行われているか、全くわかりません。。
気になる~気になる~(-.-)
もぞもぞしているうちに、
幕が開き、御神体を移された神官さまが出てまいりました。
全く御神体を見ることはできませんでした。
さぁいよいよ渡御の始まりです(^_^)
与丁にお守りが配られ、
お神酒が振舞われます。
神社の外では行列を先導する、
稚児や若党、お供に社旗、傘鉾などの準備もできています。
いざっ!!せーのっ!!
おっ重そう(*_*)
寺口事務長いわく、
「100貫目以上はあるんじゃねっか?」
との事。
貫目(?_?) 何kgぐらいでしょうか(?_?)
1貫目=3.75kg
3.75kg×100=375kg
・
・
・
400kg近くあるじゃないですか(・・;)!?
これを大体16名ずつ位で担いでいくので・・・
1人あたり25kg程の重さがかかっています。
大変だぁ(>_<)
先導に引続いて、御神輿渡御がはじまります☆
後厄リーダーの掛け声に合わせて、
町中を練り歩いていきます(^_^)
「よ~い、よい!」
「よ~い、よい!!」
(与丁は真剣そのもの)
(子供たちの祇園囃子が与丁を元気付けます(^^))
約5時間かけて町中を練り歩いて、
住吉神社へと戻って行くわけですが、
途中で何箇所か休憩する場所があります(^o^)
そこで…
【前厄与丁による余興の時間】
というものが伝統としてあるそうなんです(^O^)
その様子がコチラ!
(一世風靡セピアの「前略、道の上より」 そりゃそりゃそりゃそりゃ!)
(夏の歌を大合唱)
(クイズ大会で間違えると熱々おでん☆ パイ投げもありました(^.^))
(応援歌を大合唱!)
仕事の合間を縫って皆さんで練習したそうで、
これには後厄・本厄の与丁の皆さんも大喜びでした(^_^)
こんなところでも代々に受け継がれている
伝統を感じることが出来ました(^^)
さてさて町中を練り歩いてきた行列が
住吉神社へと戻ってきました。
そこには行列のフィナーレを待ちわびる
たくさんの見学の方が(^O^)
神社の中に入ろうとする御神輿と、
神社の中にいれないようにする与丁のせめぎあい。
1年に1回しか社殿から出られない神様は
なるべく長い時間外に出ていたいでしょう。
その為に神社にいれないように与丁が邪魔をします。
これを何度か繰り返し、
「もう体力の限界まで担いでくれたでしょう」
と、神様も満足していただいたという頃合で、
邪魔をする与丁を押し破り、
境内へと入ります\(^o^)/
無事に大役を務めた与丁は・・・
すごく素敵な表情で
頑張りを称えあっていました(*^_^*)
その後は再び誰の目にも触れないように
御神体を社殿へと戻します。
そして神輿殿へと神輿を納めて、
還納祭が終わりました。
肩を真っ赤にした男達の背中が、
ものすごくカッコよかったです(*^^*)
今回塩沢の住吉神社例大祭を取材して、
同じ年のみんなで行事に参加する「横の繋がり」と、
上の年代や下の年代の「縦の繋がり」、
それを中心とした「地域の繋がり」というものを
勉強させていただきました。
また、地域の繋がりで
「300年以上続く行事を
伝統として残していく事」が
“地域の宝”だと感じました。
地域の宝を守っていけるように、
今から体を鍛えなければいけないと感じる
ゆーすけのブログでした(^^)
記:赤塚悠輔